みんなの選んでいる変動金利はこれからどうなるの?

2022.06.21

皆さま、こんにちは。本日は住宅ローンの借入金利についてお話させて頂きます。

当相談室には既に住宅取得をされているご家族が資金計画や住宅ローン借換のご相談にいらっしゃることもあります。

圧倒的に変動金利を選択されている方が多いなと感じます。

そして、皆さま・・・3000万も4000万もの金融商品を購入しているのに内容を知らなさすぎる!!

せめて基本的な仕組みは勉強し、メリットとデメリットくらいは知識として持っておいてもらいたいです。

 

では、かんたんな特徴をお話します。

変動金利は字の通り金利が変動するタイプになります。金利は6カ月ごとに見直され、支払額の見直しは5年ごとというのが一般的です。

また、金利見直し後返済額は前回の125%までしか上がらないという消費者保護のルールがあります。仮に月の返済額が10万円だった場合、どれだけ金利が上昇したとしても返済額は12万5000円となります。ただし実際の返済額は125%を超えている場合は未払いとなってしまい、どんどん繰り越され最終月に一括請求の可能性も・・・

ではメリットとデメリットを検証しましょう。

◎変動金利のメリット

 ・固定金利よりも金利が低い

 ・今後金利が上昇しなければずっと低金利を享受できる

◎変動金利のデメリット

 ・今後金利上昇の可能性がある

 ・返済額も上昇した場合、返済により家計が苦しくなる

 

余裕資金をお持ちの家庭は金利上昇の局面に余裕資金で繰り上げ返済をして金利の上昇に対応することが出来ます。借入金額が少なかったり借入期間が短かったりする場合は、変動金利を選択しても金利の上昇でさほど影響を受けることはないでしょう。

 

現在、日本は超低金利時代。ネット銀行などではビックリするような低金利の住宅ローンを販売しています。

先日、日銀の黒田総裁も金融緩和政策の継続を発表しました。まだまだ、変動金利の低金利は続くかもしれないです。

 

FPの私の意見は金利上昇リスクがあると思っています。それも一つではなくいくつも・・・

日本の現状や世界から見た日本などが関わってきます。お聞きになりたいという方はぜひ当相談室までお越しください。

住宅購入をするこの機会にお金の事やそれにまつわる世界の事について一緒にお勉強できたらいいなと思っています。

 

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皆様のお越しを心からお待ちしております。

 

この記事を書いた人

おうちの買い方相談室 山口下関店

山本礼