住宅ローンを借りたい方必見!年収ごとの借入額の目安を紹介します

2020.10.05

住宅ローンの借り入れをご検討の方はいませんか。
どれくらいの借入額が適切か気になる方は多いのではないでしょうか。
そこで、今回は年収ごとの借入額の目安や具体的なローン計画の立て方について解説します。

□住宅ローンの借入額の目安とは

住宅ローンは30年から35年の長期間、毎月支払い続ける必要がありますね。
そのため、住宅ローンは余裕をもって年収の20パーセント以内に収めることをおすすめします。
したがって、年収の5倍から6倍が無理なく返せる借入額となります。

ここで、返済比率を20パーセントにした無理なく返せる額と借入可能額を年収別に比較しましょう。

年収300万円の借入可能額は2600万円前後で、無理なく返せる額は1500万円から1800万円です。
この条件で物件を探すと地域と築年数が限られてくるでしょう。

年収400万円から500万円の借入可能額は4000万円から5000万円ですので、物件の選択肢が広がったように感じるでしょう。
しかし、無理なく返せる額は2000万円から3000万円ですので、借りられる額と返せる額は等しくないことが分かりますね。

年収600万円から800万円の借入可能額は6000万円から8000万円で、無理なく返せる額は3000万円から5000万円です。
借入可能額と返せる額の月の返済額の差が7万円から10万円ほどまで大きくなるため、無理なく返せる返済額をしっかりと見極めましょう。

年収900万円から1000万円の場合、フラット35の貸付上限額は8000万円で、返せる額は5000万円を超えるため物件の選択肢は広がるでしょう。

□具体的なローン計画について

上記で説明した内容はあくまで目安ですので、各世帯の事情を踏まえてローン計画を考える必要があります。

住宅ローンの借入額を決める際は、まず上記の目安から考えて、そこに将来を加味して、毎月の返済が大きな負担にならないような借入額を考えましょう。

例えば、退職や失業、入院などの長期休業で年収が下がった場合、年収に対する借入額の比率が上がって返済が苦しくなります。

また、子供の出生や家族の病気によって予想外の出費が発生し、住宅ローンの返済の負担はさらに増すでしょう。

車の購入や子供の教育費の分も加味して考える必要がありますね。

将来の予測は難しいですが、住宅ローンを借りる際はこのような将来の可能性を想定することが大切です。

そこで、こうした将来の可能性を想定するのに役立つのがライフプランの作成です。
ライフイベント表とキャッシュフロー表の2つの表を作ることで具体的な数字を算出できます。

*ライフイベント表の作成方法とは

ライフイベント表では、家族の将来のイベントの内容と時期、そしてそのイベントにかかる費用を書き出します。イベントの例としては、第一子誕生や第一子の幼稚園入園などが挙げられます。

*キャッシュフロー表の作成方法とは

キャッシュフロー表では、現在の収支状況やライフイベントで発生する支出などから、将来の収支状況と支出状況を予想します。
キャッシュフローを作ることでお金の流れの違いを明確化でき、無駄な支出の抑制につながるでしょう。

キャッシュフロー表を作成する際は、支出を細かく分類することをおすすめします。
そうすることで、住宅ローンや管理費など住宅関連の出費の家計への重みがはっきりと見えてきます。

□まとめ

今回は住宅ローン借入額の年収ごとの目安とライフプランの作成方法について解説しました。
今回の記事を参考にして、無理のない返済計画を考えましょう。
マイホーム購入についてご不明な点がございましたら下記よりご相談ください。
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